今月の本 2404号 高浜発電所1号機の出力降下について
[http://www.atom.pref.fukui.jp/press/r05/p038.pdf]



(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)








今月はまた原発関連です。というのも能登で地震が起きて近くの原発施設で色々あったにもかかわらず、 あいかわらず裁判官は原発を止めないし経産省は再稼働に動いているからです。

この文書をよく見てください、どうみても能登の元旦の地震で 折れています。 震源より遠いですしこの原発で地震動が制限値を超えたという報道もありません。 しかし関東でもゆさゆさ揺れました。 規制値より少なくても管が破断することを明示しているのです。 (ですから地震動はよっぽどマージンが必要なのです。 周波数がなどという方もいるようですが、 そもそも発生する波の周波数は地震の起き方距離によって大きく 変化します、そして、受ける装置も固有振動は各部品ごとにおきるので 一つの波形できめてよいものではないのです。物体の固有振動が 一つだったら鉄琴もパイプオルガンも音階を鳴らせません。 それぞれの部品そしてその部品の位置に応じて固有振動はかわります。 この原発の建設時にはコンピュータがなかったころだから 代表点を推測して計算しているだけでしょう。そして 計算機パワーをフルにつかえる今でも全部品のすべての位置で 固有振動を測定したようなものはみたことがありません。 なので周波数は関係なくどの周波数帯でも基準を超えないように 運用すべきで今回も志賀原発で超えたのですから 全原発を停止してマージンが二三桁あるように設計しなおすべきでしょう。 そうしないと今回のような基準地震動より小さくても破断する事象は何度もおきることでしょう。) 傷があったためですがその傷は何十年もきがつかなかったので すから、傷があっても地震でこわれないように 振動耐性を高めるべきなのです。 当然新基準をつくるまで止めるべきでしょう。

連休なので余裕がある方はこちらの文書もご覧ください。 高浜発電所4号機の蒸気発生器伝熱管損傷に関する原因と対策について [https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2024/pdf/20240222_1j.pdf] 結局洗って栓をしただけで再稼働最近したのです。 26年に部品全体を交換するとしていますが だったらそれまで止めておくべきでしょう。 中を見ると鉄の析出を根拠にしていますが 洗った結果を見るとほぼすべての管についているようですから 本当にそれが原因か検討しつつほかの原因の可能性も 考えるべきと思うのですが決め打ちしてしまってます。 過去の例だと他の異物でなったことも 何度もあるようですし 普通に考えたら一号機と同様に傷があったところに 地震の揺れで傷が広がった可能性も高いです。 そもそも支持板から下が一ミリずれていて上が1センチずれている傷の位置から推測するに 熱で管が膨張したときの傷なのでしょうから 普段は支持板と管は接触してなくて大きな振動が起きた時に 管を抑えるものなのでしょう。そして当然その時には傷がつくはずです。 でしたら今回の地震にかかわらず大きく揺れたら全管超音波検査をして 安全を確認するまで動かしてはいけない設計です。 さらに言うとあれだけ伸びチジミできるのですから 管はパイプオルガンのようにパイプが立って並んでいる のでしょう。その管に共鳴する振動を小さい出力であっても与えたら激しく動いて 支持板にぶつかり傷がつくことでしょう。そのシミュレーションは ちゃんとやっているのでしょうか?仮にやっていても鉄さびの寄与は 考慮していないのではないでしょうか?みなさんはコップに少しずつ違う 量の水を入れて音階を作ったことはあるでしょうか?そのように 揺れるものになにか別のものがくっつくと固有振動が変わります。 鉄さびの洗浄結果をみると、2トンもの鉄が除去されたらしいですから 相当管ごとの固有周波数が変化したことでしょう。その影響もちゃんと見積もったのでしょうか?) 直ちに稼働を止めるべきです。 対処法をみているとたくさんあるのだから 一本や二本変になっても大事ないなどと 思っていそうですが、 一号機と四号機の事象が同時におきたら最悪 冷却水がなくなって空焚きになってしまいます。 先月紹介した判決では複合事象にも対処している から問題ないとあった気がしますが これらの対処法をみるだけでも そうはなっていないように見えます。

やはり日本人には原発のような危険で難しい技術を 扱うのは無理として直ちに すべての原発の廃炉を決定すべきです。

前にも述べたように 自然科学では自然が神様です。 いくら人間が合理的に考えても(前記のように合理的にすら考えていないようですが) 自然が違うといえば間違いなのです。 地震や火山の予知などもその連続です。

法的に合理的だからと認めても自然が違うといったときに 大災害がおきてもよいのでしょうか。 (同時に私の感覚ですが自然は優しくて ちゃんと前もって教えてくれているような気がします。 311の前には奥尻島で奥尻島の前は秋田で津波の怖さを 警告してもらっています。地震も神戸の前に奥尻島地震が警告 しています。原発事故も311の前に柏崎の地震で警告しています。 そういう意味で今回の四国でおきた地震は南海トラフへの警告も 含んでいるでしょうが前回紹介した判決に対する警告なのでは ないかと感じています。判決の中で三次元的地層調査を いやがる被告を認めていましたが今回大隅半島と四国の 地震をおこすことで佐田岬半島全域への力のかけ方が変化しました、 その結果その前後に深さ60kmから10kmにかけて半島の形に いくつも震源が生まれました。これは明らかに この半島が断層由来のものであること断層はいつでも動けることを明示してます。 活断層由来でないという判決を取り消せと自然が教えてくれている ように思います。この自然の好意を無視したらまた311のようになって 日本経済は二度と立てなくなることでしょう。 )

では、また来月に。

関連リンク:http://yokutoku.y.ribbon.to/mm277wwn.html

では、また来月に。










 
============================================================
このマガジンを登録/解約したい場合は、 http://yokutoku.y.ribbon.to/ でできます。
翼徳 email:f4s2016@gmail.com
============================================================
----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して
発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000067241)
----------------------------------------------------------------------
 


==============================関連リンク==============================
高浜発電所1号機の出力降下について
[http://www.atom.pref.fukui.jp/press/r05/p038.pdf]
高浜発電所4号機の蒸気発生器伝熱管損傷に関する原因と対策について
[https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2024/pdf/20240222_1j.pdf]



----------------------<その他>----------------------



Google
WWW を検索 yokutoku.y.ribbon.to を検索



新刊



検索スピード随一。最近中古本も取り扱い。

プライムビデオ 対象チャンネル 2か月間月額¥99
 

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル