今月の本 2102号 日経サイエンス 202012


(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)



今月ご紹介する文書は久々に雑誌です。 現代人が今知るべきことについてわかりやすい 記事がいくつもありましたので選びました。

順番にご紹介したいと思います。

まず、48ページからの記事(特に52ページ)は これからみなさんが受けるであろうコロナワクチンに ついてわかりやすく説明がされています。 今回のコロナワクチンはいままでのものと異なり 時間的にどれが正解か判断する時間がないので 複数のものがあります。しかも52ページの説明に あるようにまったく異なった手法が用いられています ので受ける側がより安全そうなものを選んだほうが よいのではないかと思いご紹介しました。 といってやってみなければわからないので 私にもどれが安全かはわかりません。 ただ、私がこれから述べる注意点について 報道に気をつけてもしそういう兆候があれば ちがうものにするとかしたほうがよいと思います。 まず問題としてこれまで他の病気で使われたことのない 新しい手法のものが早く認可されていますから、 より注意が必要になります。 こういう薬や治療法の学会発表をみていると 病原に対する対策ばかり考えていて 健康な細胞やしくみにたいする考慮がかけているものが 多いいです。今回のものがどうかはわかりませんが、 利用者はそういう目から情報を確認して、逆に製薬会社は こういう実験でこういう結果がでてますと明確にはっきりした 説明をすることで悲劇をより少なくすることが できると思います。

本文中の大量に抗体がでてかえって悪化するという VDEという現象に対する対策が問題の ように思います。抗体をつくる 免疫系よりも細胞を直接殺す免疫系をワクチンによって 刺激するそうです。これはコロナウイルスには 有効でしょうが、かってに抗体を作る能力を下げてしまって 他の病気に対する影響は心配ないのでしょうか? 病気の数は山ほどありますから、全部安全性が 確認できるまで相当な年月がかかることでしょう。 本当にチェックできるのでしょうか。

つぎに、いままでは基本的にウイルスの 外観をチェックして排除するように 免疫系に覚えさせるという手法でした。 しかし、今回早めに認可されているものは ウイルスの設計図をチェックして 免疫系に排除させるというものです。 正常な細胞の中に設計図を入れて タンパク質を作らせてそのタンパク質を 持っている細胞を排除するという ある人には画期的なある人にとっては そんなことして大丈夫?という 方法です。 普通に気になるのが、 設計図を送り込まれた細胞自身が 病原体として認識されないかです。 通常であれば、 作成されたタンパク質を持つ細胞が 敵と免疫系に判断されるのですが、 通常複数条件で判断されます。 ですから、一つの追加の目印+複数個の 通常細胞の目印で免疫系は覚える ことになるのでたまたま追加の目印の方を 優先度低く覚えてしまったら 全ての健康細胞を排除しようと してしまいます。おそらく低い確率で 重症化するのはそんな原理ではないかと 思います。(ひょっとしたら 上記のVDEも似たようなことがおきているのかもしれません。 )そのリスクを利用者が負担しなくても よいように研究者は通常細胞への影響をもっと研究して 追加の目印のタンパク質だけを免疫系が認識できる 方法を編み出すべきでしょう。

また、そもそもウイルスが 日常的にやっているから問題ないというのが 研究者の基本スタイルですが、 日常のプログラミングですら デバッグが十分にできてなくて スマホもPCもアップデートの嵐なのを みてもわかるように、なにかプログラム的 落とし穴があったら大変なことがおきても 不思議はありません。 そもそもウイルスも人間を病気にしようと しているのではなく自分が増えるために 設計図を送り込んでくるのです。病気に なるのはある意味コンピュータ的にいえば バグなのです。そういうバグが意識せずに 成立していないかが不気味なところです。 17ページに記載されている遺伝子治療の問題と 同じ問題を含んでいます。 それでも遺伝子治療は難病に かかっていたらしょうがないかなという気もしますが、 日本で最近薬になぜか睡眠薬がまざったように うっかり世界中の健康な人の遺伝子が改変されるかもしれないのです。 絶えず設計図に問題がないか改変されてないかを チェックする体制というのも必要なのではないでしょうか。 (それでもソフトの世界でオープンソースのプログラム から脆弱性がつぎつぎと見つかっていることからすると 遺伝子分析できる個人が少ない分余計に心配になります。) ただ、日本政府は遅めにウイルスを認可しますから 海外の事例からある程度短期的安全性の目安は わかると思います。ぜひ最低でもワクチンを 射ったあとの死亡率は射つ前にチェックして おいたほうがよいでしょう。 そして、長期的問題については 自分で決断するしかないでしょう。

62ページからの記事には 新型コロナに関する間違った噂を 根拠を示して否定しています。 こういう記事は助かるので 随時多様な問題について掲載してほしい ものです。そんな馬鹿なと思っても その主張の問題点や対抗する根拠を さがすのに時間と労力がとてもかかって 大変なのです。たとえばそこで記載されている マスクは必要ないというWHOの発表は とんでもないと思ったのですが 詳しい治療記録も感染状況も 手に入らない一般人では反論が大変でした。 結局自分の信念で行うしかありませんでした。 もっとも私はもともと花粉症なので 抵抗は少なかったですが、 そうでない人がWHOと別の行動をとるのは 勇気が必要だったことでしょう。 そういう一時的な誤りを早く是正するためにも 患者一人ひとりの感染前行動と症状経過は プライバシーに考慮した上で公開すべきでしょう。 最近でも接触感染では感染しないという 報道がありましたが、日本の病院ではパソコンを 共有して感染爆発が起きたはずです。 どっちが正しいかマスコミは検証してほしいものです。 私が思うに感染対策として、重要度が低いという意味での 論文なのではと推測しています。インフルエンザでも 手につくことによって伝染るというのは常識として 説明されていました。まったく映らないことは ないはずです。ただ、向かい合って大声でしゃべる 方が伝染る確率が高いということなのではないでしょうか。 だとすると、感染者0人に抑えようとしている 病院や施設では、やはり接触感染に注意を払う べきですし、マスクの予防を完璧に している地域でさらに感染確率を下げるには 接触感染を気をつけるべきだというように 報道と真逆の結論が得られます。 実際首都圏では下げ止まってますから 交通機関の駅などを定期的に 消毒してみたらどうでしょうか。 経路不明が一割以上もいるのです。 東京と近隣県が比例しているように 見えるのも交通機関などが影響している かもしれません。 下げ止まったのは盛り場へ行く人が ふえているのではなくて、 最大要因がなくなって隠れていた 第二要因が現れたと認識すべきです。 ノイズ対策などでよくみられる現象ですから 電気技術者を対策会議に含めたほうがよいのでは ないでしょうか。 (ちなみに私が対策すべきと思うのは メガネです。中国ではサーズ対策で功績のあった お医者さんがメガネせずに亡くなったそうです。 マスクだけでなくメガネも推奨すればさらに 感染スピードを抑えることができるように思います。)

ちなみに30,31ページには大気汚染と寿命には 関係があるという記事が乗っています。 これは花粉症でマスクをすることによって 私はずっと以前から実感してました。 マスクするまでは意識してなかったのですが 肺のチクチクする痛みがなくなって 花粉も通らないようなマスクをすると 肺がとても楽になるのです。 コロナで同様な経験をされる方がいると思います。 ぜひコロナがなくなってマスクを取れるように 技術者も政治家も行政官も環境汚染に 取り組んでいただきたいです。

では、また来月に。

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