メールマガジン　今月の本　1806号　霧島連山に大規模マグマだまり

　今月の本　1806号　霧島連山に大規模マグマだまり　気象庁など解析、最大で長さ１５キロ西日本新聞　
[https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/423410/]

(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)

今月は新聞記事です。ただ、この記事だけ読むとなんのことやらと思われるかもしれません。しかし、このメルマガを読まれてきた方はどれだけ重要なものかはすぐわかると思います。川内原発を審査したときにはこんな情報はなかったのです。だから、火砕流はこないと規制委は判断したのです。（そもそもそれが誤りな気がしますが。）それが、破局噴火する可能性のあるマグマがより近くにあることが判明したのです。直ちに川内原発を廃炉にすべきでしょう。新たな知見がでたときにはそれを反映するというのがバックチェックです。ところが、もうすぐひと月になるのになんの動きも見えません。つまりバックチェックを規制委が行っていないことになります。 (火山全般として原子炉安全専門審査会原子炉火山部会[http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/roanshin_kazan/00000004.html]が活動してますが、この記事の新知見についてはなにも話されていません。諮問されないことは議論しないということでしょう。その上、議論がゆっくり過ぎます。まず全炉止めてから議論すべきでしょう。ほとんどが今後の課題とされているのです。唯一存在するこれまでとの異常値がでたら止めるという判断基準も、３１１以降さらに熊本地震以降明らかにこれまでと違うのにそれは熊本地震の影響として排除してしまっています。カルデラの変動でも広域地殻変動を除いてます。広域変動が押して噴火を起こすのにそのもとの原因を除いてます。自己動だろうと他動だろうとマグマが受ける圧力は同じです。広域変動がもとで大規模噴火が起きても不思議はないことは大地震と火山噴火の関係からも明確です。これでは異常値などいくらでも人為的に除去されて観測されないことでしょう。そもそも３１１以降の地殻変動は異常でその中で熊本地震がおきておりさらには九州の各活火山は活発化してます。この状況で異常としなかったら避難に時間のかかる各施設（議事録によると年単位だそうです。）では大規模噴火など防げません。まず、今後の課題が解決するまで全炉停止するというのが安全サイドにたった判断であるはずなのに九州だけで４個も動かそうとしてます。)

このこと一つみても、日本が原発を運用する資格はないことは明白です。

また、推進派の人から止めろという議論が起きないことから本来の日本のためを思った推進派の方はだれもいず、みんなしがらみで仕方無しに推進の役をしているのでしょう。そして、そのしがらみをつくっているのはおそらく海外の反日勢力ではないかと思っています。

唯一救いなのが日本はまだ民主主義国家であることです。どこかの専制国家では無理ですが、このような日本にとって害があるしがらみを除去するように政策を全面転換するようにと、今こそ、国民一人ひとりが政治家に働きかけるべきでしょう。

では、また来月に。

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